母が夫の子を妊娠しました第169話 

写真で拝見した時はどこかで会ったことがあるような気がしたけど、ヘアスタイルを変えたせいか、よくわからなくなってしまった。「青木です」 楚々とした雰囲気の人だった。ソファーに座ることを勧められ、出されたハーブティーはカモミールのブレンドで上品な風味だった。弁護士先生によると、相談者たちから評判が良いという。なんでも話せそうな雰囲気だ。「弁護士の○○先生のご紹介ですね。どのようなお悩ですか。お聞かせいただけませんか」丁寧な言葉遣いに、私は少しホッとして、打ち明ける気になった。「実は、元夫が私とダンナに迷惑なことばかりを繰り返すんです。

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