しかし、そんな私の内心を知る由もなく、カズヤはただニヤリと笑って私の身体を支配し続けました。私はカズヤに押し倒されるたび、身体が反応してしまうことに戸惑いと罪悪感を覚えていた。彼の冷たい手が、私の身体を確かめるように這い回る。無理矢理に奪われる彼の愛情は、私の心を乱していく。「ダメ…こんなの、ダメだよ…」私は自分自身にそう囁いていたが、彼の存在は拒むことのできないようになっていた。強制される愛情は、私の抵抗を消し去っていく。私の目の前には、常にカズヤの顔が映っていた。カズヤの冷たい瞳が、私の心を見透かしているようだった。
母が夫の子を妊娠しました第193話
2023年9月23日
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