母が夫の子を妊娠しました第103話

鬼の形相で睨み近づいてくる。どうしよう、どうしよう。そうだ、お風呂場に行けば旦那が居る。すがる思いでお風呂場へと続くドアへと走ろうとすれば、腕をがっと掴まれた。「きゃー―――――――――――――」あまりの恐怖に叫んでしまい、その声で起きて泣いてしまう陽。私の叫び声に旦那と部下の方が急いで駆けつけてくれる。旦那はタオルを腰に巻き、髪からは水滴をぼたぼたと落しながら、震える私を抱きしめる。ケイスケは、いつの間にか起きて私のすぐそばに立っているカズヤを見て、お前何してるんだと怪しんだ。「すみません。驚かせてしまって。お水のお代わりを貰おうとしたら急に起き上がった俺に奥さんびっくりしちゃったみたいで」

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