母が夫の子を妊娠しました第102話

リビングにカズヤと私と寝ている陽の3人。この空間を早く抜け出したい。陽を抱っこひもで抱えて、離れた場所で家事をする。きっともう直ぐでケイスケが戻ってくるはず。そう信じて。しかし、寝ているのを確認するためにソファに目をやって、心臓が止まりそうになる。いつから起きていたのか。カズヤがこちらをジーっと見ていたのだから。「…起きたんですね。もう帰れますよね」悪魔でもう他人。初めて会ったかのように帰って欲しい胸を伝えれば、「くるみ、俺を裏切ったんだな」

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