「会社からの伝言って何だ?」「この資料、渡しに来たんですよ。この資料をまとめて急いでデータにして欲しいって。明日の朝までに。部長からのお達しですよ。」カズヤがバサッと乱雑にペーパーを差し出した。「何だって?全然時間無いじゃないか。」「急いで会社戻ってやった方がいいですよ。」「何で急にそんな仕事‥さては、お前なにか仕組んだだろ。」「何言ってるんですか。僕にそんな権限ないですよ。」カズヤはとぼけた雰囲気でケイスケに説明した。「ちっ。分かった。すぐ会社に戻るから。お前はさっさと行け。くるみさんから離れろよ。」「じゃ、お先に今日は僕は帰るんで。失礼しまーす。」カズヤはその場から立ち去っていった。
母が夫の子を妊娠しました第121話
2022年12月30日
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