さすがにカズヤが私と陽と、妹と4人で暮らしたいというモンスターのような復縁願望を、シゲルには話せなかった、、、、あまりにも恐ろしすぎて、、、「そうだったのか」シゲルは何かを決めたような硬い表情をした。「とにかくこのフェイク画像を消去してもらおう。弁護士に相談する。」やっとカズヤのモンスターに対して、反撃の時がやってきた。シゲルが一緒だから心強い。私はその夜、早めに眠ることができた。でも油断大敵だとすぐにわかった。さらなる報復が待ち構えていたのだ。翌日の午前中、陽を連れて散歩していた。雲一つない晴れ渡った空に、木々の新緑が美しく映え渡っている。公園のベンチで陽と日向ぼっこをしていたら、向こうからみゆきさんがやってくる。私を見つけるなり、小走りに駆け寄ってきた。「くるみ、写真、見たよ。浮気しているってほんと?」
母が夫の子を妊娠しました第143話
2023年5月7日
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