「怖い思いをさせて悪かった。」 シゲルがぎゅっと抱きしめてくれた。私はシゲルの腕の中で安堵の涙を流した。「やっぱり俺がいないと知ってアイツがくるみに近づいて来たんだな。これからも注意しないと。」「うん。なるべく1人にならない様に気をつけるね。」一体いつまでこんな生活が続くのだろう。カズヤの影に怯える生活が早く終わってほしい。そのうち、諦めてくれるだろうか。そんな簡単に諦めてくれたらいいけど、無理かな。だけど、カズヤの行動がさらに過激になっていく事をこの時はまだ知らなかった。
母が夫の子を妊娠しました第124話
2022年12月30日
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