母が夫の子を妊娠しました第119話

「大丈夫ですか?くるみさん。一体何が?」「スーパーにカズヤが来たんです。それで、腕を掴まれて‥」落ち着くと、急に体がガクガク震えてきて、私は涙を堪えながらケイスケに事のあらましを話した。「僕が電話でその場から離れるのを狙ったみたいに現れたんですね。やっぱり油断出来ないな。くるみさん、離れてしまってすみませんでした。」「いえ、私こそ、こちらの事情に巻き込んでしまってる事、申し訳なく思ってます。」「とにかく、家に戻りましょうか?あ、でも結局オムツ買えてないですよね?」「あっ、ほんとだ!どうしよう‥」あのスーパーにもう一度戻るのは怖い。

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