母が夫の子を妊娠しました第176話

それからみゆきに会う約束の日当日の朝になった。「シゲルさん、今日は、ちょっと昔の友達と久しぶりに飲む約束があるから夕飯は済ませておいてもらえないかな。」「了解。久しぶりの友達となら、遠慮せずに存分に楽しんできてね。遅くなるようなら連絡してね」「ありがとう」私は、シゲルに心配させたくない思いで、軽い噓をついた。みゆきと会うと言えば、心配するはずだから。私だけで解決出来る話だし、問題ないわ。シゲルも、何も気にとめず、温かく見送った。私は、みゆきから指定された場所付近に到着した。Googleマップで検索してみても、どの建物なのかが良く分からなかった。「おかしいなあ。この辺りなんだけどなあ。。」 しばらく周辺をぐるぐる回っていると、携帯電話に電話が鳴った。みゆきからだった。

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