「ごめんくるみ。一杯だけ行こうってなって、直ぐ帰る約束で付き合ったらカズヤが潰れちゃってさ。」「家から近かったから、少しだけ休ませてやってくれないかな?」「すみません奥さん。カズヤ起きたら俺が連れて帰りますので」急いで携帯を見れば、確かに連絡が入っていた。忙しくて見れていなかった自分を責める。申し訳なさそうにするシゲルを見ると責めることなどできるわけがなく、仕方なくソファで寝かせて近くに水を置く。早く起きて帰ってくれ。そう願いながら。シゲルはお風呂に行き、ケイスケは奥さんからの電話に出るために外に行った。つまり今は、リビングにカズヤと私と寝ている陽の3人。この空間を早く抜け出したい。
母が夫の子を妊娠しました第101話
2022年10月12日
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