母が夫の子を妊娠しました第130話

私との復縁を望んでいるならシゲルに隠れて接触してくるはずだ。夫の会社に潜入するなんて、自分の存在をシゲルに知られるに決まっている。訳がわからない。「危害を加える気もないようだし、大丈夫でしょ。」みゆきは私を心配するわけでもなく言う。派手なピアスが揺れていた。「そう…だね。みゆき、なんか雰囲気変わったよね?今日もとってもキレイ!ネイルもうらやましいなあ。」「ふふふ、ありがとう!!実はさ、今恋してて。」待ってましたと言わんばかりにみゆきが言う。本当は私の話を聞く気なんかなく、自分の話がしたかったらしい。「恋…?どういうこと?」

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